小悪魔兄のma-坊です。小悪魔のレナです。悪魔兄妹で恋愛を語ります。


by ma-bou-renai
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ある別れの光景

ども、ma-坊です。もうすぐ三十路です。

あれは、まだ、ma-坊が二十歳、そう、約10年前の出来事・・・・




まだ、携帯電話が普及していない時代。

ポケベルが全盛期だった頃・・・・・・・・・・・オレはあいかわらず片田舎で生活していた。

窓から見える光景は一面田んぼ、夜10時になれば真っ暗な世界だった。

今の生活と一番違う所、携帯がないから、即座に連絡が取れないって事だと思う。

はっきり言ってサルだった。

そこに女がいれば、どうやって誘おうかばかり考えていた。

サルが、片田舎で大学生、一人暮らし、クルマ、と何かと便利な環境を手に入れれば

それは、遊ぶに決まっている、遊ぶなと言う方が無理な話だと思う。

当時のオレはバイトに明け暮れていた。

朝から、夜中まで、働いていた。金が必要だった。生活、遊び。

結局、すべて、モテるため。

そして、サルのような生活をしていた。

当然、『彼女』はいたのだが、彼女は社会人、オレほど暇はない。

信じられないかもしれないが、当時の彼女は



夜9時に寝る女だった。



オレは暇をもて遊ばしていた。

サルの大学生には社会人の気持ちなんてわかりはない。

毎日、明け方まで遊んで、バイトして、たまに学校に行って・・・・



立派なクズだと自覚していた。



合コンに明け暮れる毎日だった。


ある日、部屋に帰ると・・・・・・


部屋の中が妙に小奇麗になっていた。

『彼女』の物がすべてなくなっていた。


テーブルには手紙があった。













『バイバイ』













一言だけだった・・・・・・・・









オレの淫らな生活にあきれた友人が『彼女』にすべてを話したそうだった。




自業自得







約1ヶ月後




『彼女』から連絡があった。



会うことになったが



彼女は痩せていた。


当然だ。傷つけたのはオレ、刺されても文句は言えない。



別れた後の本音の会話。



お互いの状況、気持ち、すべてさらけ出して話をした。




よりが戻る事はないのは当然だが




始めての女友達というものが出来たと思う。



別れてから、やっと、ホントに理解しあえる仲になったようだ。



その後、出来た彼女の新しい彼の相談や、オレの新しい彼女の相談、

何でも話できるようになった。


オレの扱い方は彼女が一番知っているようだった。



オレが社会人になった時、彼女に言った。



「夜9時に寝る気持ちが少しだけわかったよ。

でも、オレは12時だけどね。」



携帯も普及したが、いつの間にか音信不通だけど

オレは彼女を尊敬している。


あの『バイバイ』はかっこよすぎる。



どこかで、がんばっていますか?立派な主婦ですか?


オレはあなたをたくさん傷つけた。

ごめんなさい。



あなたの幸せは祈っています。

でも、心配はしてません。


どっかでバッタリ会ったら、目が覚めるようなビンタをお見舞いしてください。
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by ma-bou-renai | 2005-05-08 16:35 | ma-坊の恋愛